信じることで得る力は非常に大きいです。
それは様々な所で述べられているので、ご存じだと思います。
一方で、何かを疑うことの影響力や、その効果までは知らないかもしれません。
信じる力と同じぐらいか、それ以上に疑う力も大きいです。
その活用を知り、幸せな人生につなげていきましょう。
1、信じる力
信じることで得る力をあまり知らない人にお伝えします。
もし、十分に理解しているよ!という人は、2、疑う力から見てください。
人は、自分自身を信じることで、大きな力が発揮できます。
例えば、あなたは今、当たり前のようにできていることが多いと思います。
・自転車に乗れる
・運転ができる
・職場に行き、営業や事務の仕事ができる
・セミナーや授業の講師ができる
この中でどれが、あなたに出来ているかは分かりません。
しかし、あなたができていることに対して、
「自分はこれができるのか?」と不安を抱く人はいないと思います。
既にできているんだから、明日もできて当然と思いますよね。
それが自信です。
しかし、まだ取り組んだことが無いものを、
「明日、やってくださいね!」と言われたら、どう思うでしょうか。
不安ですよね。
さらに、今まで当たり前のようにできていたことでも、
一度、失敗をして「このやり方が良いだろうか?」と不安になると、
当たり前だったことも、急にできなくなることや失敗を繰り返すがあります。
信じる力は、あなたをストレスなく、どんどんと動かしてくれるような
潤滑油のような存在なのですね。
(潤滑油は日常では聞きませんが、就職活動の学生の自己PRで聞く1位の言葉ですね。)
私は、この仕事をやりきれる!
そう信じて、突き進む人は、迷わず悩まず前に進むので、
本当にやり切れることが多くなります。
一方で、自分は大丈夫だろうか?と思いながら取り組むと、
不安や迷いで頻繁に手が止まり、「大丈夫かな?」「これでいいのかな?」と考え
結果的に、出来上がらないことや、失敗をしてしまうことがあります。
信じる力は、あなたの行動や目標達成を大きく助けてくれる力強い存在です。
2、疑う力=猜疑心
最近は信じる力以外に、”疑う力”の大きさも分かってきました。
自分で自分を疑う、誰かを疑う。猜疑心と言っても良いかもしれません。
そんな風に疑うことで、大きな力が働くのです。
具体的には、否定したくなるポイントや些細な欠点を発見しやすくなるということです。
例えば、今回のブログを書いていますが、このブログに対して猜疑心を抱き、
きっと、どこかで騙そうとしていると疑ってかかっていたとします。
そうするとどうなるでしょうか。
この文章の中での矛盾や、誰かに対して非難に当たるかもしれないことを
探し始めてしまいます。
すると、この文章で伝えたいことの意味を汲み取ることや、この文章から学ぶ気持ちは全くなくなりますね。
(学ぶものがあるかどうかは、この際、別にしておきます(笑))
では、これが自分自身に対して向いたときに、どんな効果をもたらすのでしょうか?
それは、自分の言動に対して不信感をいだき、
終わったことや済んだことにも、「これで良かったのかな?」と疑い続けます。
自分がなりたい姿や目標があったとしても、
・本当にこれでいいのかな?
・このやり方で間違っていないかな?
・将来、後悔しないかな?
・やっぱり止めておいた方がいいんじゃ・・・。
そんな風な言葉を自分自身に投げかけ続けるのです。
すると、1歩進もうとしても2歩も3歩下がり、どんどん後ろに向かって歩んでいきます。
後ろ向きに引っ張る、とても大きな力がありますね。
3、信じる力と疑う力を生かそう
疑い始めると、
『目の前に起こっていることは自分にとって、どんな意味があるのか?』
『これを乗り越えれば、どんな成長ができそうか?』などの
前向きな発想を受け入れることができなくなるのです。
一方で、疑う力は、目の前のことが『正しいことなのか?』ということを
確認するときには、非常に役に立ちます。
あなたが幸せになりたいときに、
常に「自分は果たして幸せなのか?」を疑い続けても、幸せには到達しません。
むしろ、「これ美味しい~」「やった~!嬉しい~!」と反応し、
「やっぱり私は間違ってない!」と思える方が幸せですね。
そして、疑う力は、時間と範囲などの制限を設けて、疑うといいでしょう。
今から30分だけ、今までの行動を振り返り、
自分の行動で改善するところがないか振り返ってみよう。
そんな風に疑うと、プラスに繋がります。
信じる力と疑う力を、しっかりと切り分け活用していきましょう!
Comments