top of page
執筆者の写真仲村 賢

挫折は次の一歩になる。

私はこの数年間、毎年のようにキャリアコンサルタント技能士1級という

資格に挑戦をしていました。

この資格はキャリア相談の経験が8年以上の人が受験できる試験であり、

合格率は4~8%と非常に低いです。

キャリアコンサルタントの資格保持者は8万人近くいますが、

1級は今回の合格者含め481人しかいないので、0.6%の存在ですね。


そんな高い壁に無謀にも挑戦をし続けていました。

実は惜しいところまで行った経験もあります。

昨年は非常に手ごたえがあり、まず大丈夫だろうと思っていました。

「これは合格したな。余裕だな」とも思ったのです。


その結果、試験の成績は、近年まれにみる最低得点を取りました。

私が知る限り、誰も取っていないぐらいに低い点数なのです。

自信は木っ端みじんに叩き折れ、

再挑戦の気力もわかず、現実逃避をたくさんしていました。

正直、今年度に再度申し込むかは非常に悩みました。

もう無理じゃないかな、資格を取っても大きく変わるわけじゃないし、

十分挑戦したし、もういらないよ。

そんな風にも思っていました。


ただ、私に多大な時間を注ぎ教えてくださった方のために、

最後の挑戦と決めて取り組みました。


その結果、なんと合格することができました。

今年度は合格率が少し良く7.5%だったのですが、

全国で49名、30代では私だけが合格者でした

この中で感じたことは、

・うぬぼれると足元をすくわれる

・諦めていたら、この合格はない

という2点です。

私はきっと昨年までうぬぼれていました。

そこそこ良い相談ができて、合格間違いないと言われていたので、

慢心があったのでしょう。

その結果が長い足踏みでした。

ただ、その足踏みと挫折が、私の自惚れを叩きなおしてくれて、

手痛いし時間の浪費はあったかもしれませんが、

確実に前進に繋がりました。


もし、あなたが今、挫折と共にあるのであれば、

その挫折は次の一歩へつながっているかもしれません、


そのためには、挫折しながらも受験申し込みをして、お金を払った私のように、

次の行動を決めて、無理にでも行動することかもしれません。


その行動が分からなければ一緒に考えましょう。


挫折は決してマイナスばかりではありません。

立ち上がることはしんどいですが、一緒に立ち上がり歩きたいと思います。

閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

完璧主義と、完璧を目指すこと

「完璧主義」と「完璧を目指すこと」 この2つの違いを深く考える機会は少ないと思います。 ただ、この2つは大きく違っており、 前者はストレスが溜まりやすく、とてもしんどいです。 一方で、完璧を目指すことは、特にしんどくもならず、元気に過ごせることもあります。...

モデリング

何かを学習する際に、モデルとなる人を頭の中に思い浮かべ、 その人の真似をすることをモデリングと言います。 例えばジムで運動をするとき、目の前にインストラクターがいて体を動かしますね。 あんな風に真似をして体を動かすことです。...

自分を尊重しよう

私たちは、幼いころから比べられ、競争しながら生活をしてきていました。 学校の成績や、スポーツテスト、芸術の成績などです。 それが悪い事ではありませんが、そこで『比較する癖』を身に付けてしまうと、 どんどんとしんどくなってしまいます。...

Comments


bottom of page