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執筆者の写真仲村 賢

感情を言葉にする効果

先日、まあこさん(@monchan5251)のツイートで

「感情を出さない、言葉にする」というものがありました。


そこから感じたことを今日はお伝えします。


・何かむしゃくしゃしてたまらない

・よく分からないけど、悲しくてしょうがない。


そんなときに、感情の赴くままに行動すると、

物を壊したり、大切な人に暴言や暴力をしたり、

ひたすら泣き叫んだり。


そんな風な行動を取ってしまい、後から悔やむ方が多いです。

そして、場合によっては、自分の周りから人がいなくなり、

余計に辛くなることもあります。


ある人は、恋人と別れてしまった、ヒステリックになり離婚してしまった。

仕事で暴言を吐いて、首にしてしまった。


こんな風にならないと思うかもしれませんが、

感情のままに振る舞うことが当たり前になると、

いつか、こんな風になってしまう人も多いです。


一方で、感情を押し殺すのはしんどいですよね。

感情は抑えこみ続けると、病気にもなってしまいます。


それでは、感情が溜まってどうしようもないときには、

どうすればいいのでしょうか。


それは『言葉にすること』です。


この言葉にすることを、専門的に【言語化】と言います。


1、言語化の効果


この言語化は優れた効果があります。


言葉にすればするほど、初めは支離滅裂でも、少しずつ頭の中が整理できていきます。

整理ができると、自然と手の中に納まるぐらいに感情はしぼんでいき、

「どうすれば、いいのかな?」と考えることができます。


例えば、むしゃくしゃしてたまらないときには、

「私は、むしゃくしゃしてたまらない、昨日も自分なりに頑張ったのにうまく行かずに怒られる。考えて悩んで行動しているのに、どうして自分ばかりこんな目に合うのか分からない。こんな気持ちにならないようにしていきたい」


こんな風に言葉にどんどんしていくと、ただ暴れるだけじゃなく、自分の悩みが理解できていきます。


さらには、周囲の人からサポートも得やすくなり、

人が離れることもなく、前に進むこともあるのです。


感情は出すのではなく、言語化していく。是非とも心掛けたいですね。


2、言語化の訓練


では、この思いを定着させるためには、どうすれば良いのでしょうか。


それは、普段から自分自身の感情を言葉に出すことです。

些細なことで良いのです。


まずは、胸に手を当てます。

そして、今の感情を言葉に出します。


「コロナが流行って不安なんだね。それで胸がモヤモヤするね」


感情が分からない人は、今、起こっていることを言葉にしてもいいでしょう。


「今、コロナが流行っているニュースが気になって見続けてしまうんだね。」


それを1日5分でも行うと、少しずつ、

今の自分の状況や気持ちが言葉として思い浮かびやすくなり、

言葉にできなくて暴れたりヒステリックになりそうなことが増えていきます。


パートナーが話を聞いてくれない人なんです・・・。

という方もいるかもしれません。

その場合には、まず自分の感情を自分で聞いてあげるために、

声に出していくと良いでしょう。


場合によっては、「そんな私の話を聞かないパートナーは嫌で、信頼関係が作れないからいらない。」などの言葉が出てくるかもしれません。


その時には、その感情をそのまま受け取っても良いと思います。


3、最後に


あなたは、あなたの人生を自ら作っていく力があります。


大変なことが起こり、悩み続けて、自分にはどうしようもないと思っても、

そんな絶望的な状況からでも、再び挽回する力があなたにはあります。


そのあなた本来の力を妨げているのは、

・あなたを否定する気持ち

・あなたの人生・人間関係を破綻させる行動

などです。


ここでは、感情のまま行動して、自分の未来や人間関係を壊さないように

一緒にしていきましょう!

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