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執筆者の写真仲村 賢

人は怠け者

私は寝るときに安眠・熟睡のために電気敷布団で足下を温めながら寝ています。

そうすると、凄くぐっすり眠ることができます。

一方で、油断すると、すぐに眠り続けてしまいます。

この時期の電気毛布、こたつは魔の道具ですね。

 

これは私だけが怠け者だから起きれないのかと言うと、

そんな訳ではありません。

人間ですが、実は非常に怠け者な側面があるのです。

 

基本的に生物はエネルギー消費が抑えられる行動をとり、

いざという時のために、エネルギーを蓄えます。

常にエネルギー消費をしていると、いざという時には行動できなくなるからですね。

野生で生きてきた時の名残ですね。

 

そのため、物事を一つ一つ深く考えず、楽観的に考えるようにしたり、

相手を信頼できるかいちいち考えるより、一度信じたら、その後も信じようとする

脳の働きがあります。

 

その生物としての働きのせいで、人は以前に成功した考え方に固執をしたり、

単純な儲かるなどの儲け話を信じて、楽な方に進もうとするのです。

 

過去の成功体験に固執をすると問題なのは、

例えば、良い子だと褒められたからずっと良い子で居ようとし続けて、

大人になっても自分のやりたいことをできなくなってしまう。

例えば、ちょっとだけ嘘をついたら、自分にとって得をしたから、

その後も嘘をつき続けてしまい、結果的に信頼が無くし航海をしているのに、

嘘を止められなくなってしまう。

そんなことです。

 

過去の体験により、思い込みや間違った考え方ができて、より一層苦しむのが人間なのです。

それは、過去の成功体験と同じことをしておけばきっと上手くいくと考えて、

悩んだり考えるという頭のエネルギー消費を抑えるための行動なんですね。

 

楽になったり、手を抜くために行動するのに、結果的に悩んだりしんどくなる。

サボるはずに始めた行為が、結果的に悩み続けてエネルギー浪費をし続けてしまう。

なんと本末転倒なことをしてしまうのですね。

 

あなたが悪い訳ではなく、人としての機能なんですね。

その機能に振り回されるのではなく、その機能を活かして、

皆さんが望む人生を歩んで欲しいと思います。

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