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執筆者の写真仲村 賢

こころとからだにバランスを

更新日:2020年11月19日

ストレスはダメだ~。

こころとからだのバランスは大切だ~。


なんて話は既に分かっていますよね。


むしろ、

「言われなくても分かっているけれども、

 どうすればそれをできるのか、教えて欲しい!」

という気持ちの方が多いのではないでしょうか。


そもそも、「こころ」ってなんでしょうか。

「こころ」に対する「からだ」ってなんでしょうか。

これを、ついつい勘違いしていて、

バランスを崩す方って多いのです。


例えば、すぐに否定してくるAさんがいたとします。

このAさんを見た時に、「うわ~、嫌だな~」と思うのは、

「こころ」でしょうか。「からだ」でしょうか。



実際の場面では、Aさんと会った時に、

ここで「うわ~。嫌だな~」と思いながらも、

笑顔で「こんにちは」と話しかけますね。


「うわ~、嫌だな~」と思いながらも「笑顔で接しないといけない」と

思っている時点で、心がバラバラです。


さらに、「からだ」も、ここから離れたい!という反応を示しながらも、

『ぎこちない笑顔』を作っている時点で、体の反応がバラバラです。


そして、「こころ」と「からだ」の反応もバラバラになっていくのです。


こんな風に「こころ」も「からだ」もバラバラの状態が、

バランスが崩れるという感じです。



では、「こころ」と「からだ」のバランスを取るには、

どうしていけば良いのでしょうか?


実は、「こころ」と「からだ」の外に、

重要な要素があります。


それは「うけとり方」です。

難しい表現になると「解釈」ですね。


Aさんに会った時に、「うわ~。嫌だな~」と思っても良いのです。

「嫌だな~」と思いながらも、

「でも、こんな人の対応ができたら、自分は凄いな~」と思ったとすると、

どんな反応になるでしょうか。


こんな風に誰かと会った時、トラブルが起こった時に、

今までとは違う考え方をすると、

「こころ」と「からだ」のバランスが整っていきます。


もちろん、Aさんが嫌すぎたら、対応をする必要はないと思います。

それも一つの、「こころ」と「からだ」のバランスを取る方法です。


あなたの人生を捨ててまで、他人の顔色をうかがって、

生きる必要はありませんからね。



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